猫の白血病とは?その原因や治療法、注意点などを解説します!

白血病。
人間の白血病も、医学が進歩して完治するケースが劇的に増えているとはいえ、
まだまだ「不治の病」のような印象が残る大きな病気ですよね。

愛する猫さんにも、同じように恐ろしい白血病という病気があります。
今回は、あまり知らない猫の白血病について、その症状や治療法を解説します!

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猫の白血病の原因とは。他の猫に感染するって本当?

そもそも猫の白血病は、人間の白血病と大きな違いがあります。

それは、猫白血病はウイルス性であるということ。

人間の白血病は、ひとつの特別な成人T細胞白血病という種類以外は人から人へ感染することはありませんし、遺伝性の病気でもありません。

つまりは、母乳・体液・血液・接触、これらから伝染するということはないんです。

一方猫さんがかかる白血病は、オンコウイルス、いわゆる猫白血病ウイルスが原因です。

ウイルスなので、お母さん猫や他の猫との接触によって感染するのです。
(このウイルスは人間や他の動物にはうつらないことが分かっています)

猫白血病ウイルスに感染した猫さんには、リンパ腫などの腫瘍や口内炎、貧血など様々な症状が現れることになります。

ウイルス自体を直接治す治療法はないため、現れる症状ごとに対象療法を受けさせてあげなければいけません。

感染のもととなるのは、子猫の場合主にお母さん猫からです。

お母さん猫からのグルーミングや授乳のときに感染してしまうようです。

また特に保護猫の場合は、外にいた期間にケンカでついた噛み傷や排泄物、ペット猫の場合にはさらに食器を共有したときにうつることも考えられます。

感染してから初期症状が出て、感染が進むと骨髄から血液の中に常にウイルスが流れていく状態になります。

ここまで感染が進むと免疫力の低下による様々な症状がでるため、数年で死に至ってしまうケースが多いようです。

愛猫が白血病とわかったら。治療と日々の生活の注意点

さて、猫白血病の原因と感染経路について解説しました。

次は猫白血病ウイルスに感染してしまった猫さんの治療についてみてみましょう。

感染後の初期症状は風邪に似ています。

下痢や食欲減退、発熱や口の中の荒れ(口内炎)などがあげられますが、しっかり見ていないと分からないことが多そうですね。

外から拾ってきてこれらの症状が出た猫さんは白血病ウイルスが発症している状態となります。

子猫の場合は特に、この段階で一日も早く治療をしてあげないと命にかかわります。

野良猫から保護してきた場合には1ヶ月ぐらい潜伏期間があることもありますので、十分注意してあげてください!

発症して初期のこの段階で適切に治療ができると、特に1歳以上の猫さんに関してはほぼ完治するといわれています。

若くて免疫力が高い状態ですので、ここでウイルスを退治できることが多いんですね。

一方、大体生後2ヶ月以内に感染した子猫の場合、発症するとほぼみんなが「持続感染」という状態になるそうです。

持続感染とは、ウイルスが骨髄まで届いてしまって血液中に常にウイルスを送り出してしまっている状態のことをいいます。

この状態になると、数年かけて免疫機能の異常から様々な症状が合併症となって現れてきます。

怖いのはリンパ腫、重い貧血、腎臓病などがあげられます。

ここからの治療はそれぞれの症状に対する対症療法となるのですが、残念なことに3~5年で亡くなる猫さんが多いんだそうです。

愛猫を白血病から守るためにどんなことができる?完治はできる?

子猫の方が早く重篤になりやすい猫白血病。予防というとどんな方法があるでしょうか。

まずは、お家に迎え入れた時になるべく早く病院で血液検査をしてもらいましょう。

完全室内飼いで他の猫と接触がないのであれば、お家に来た時に感染していなければまず大丈夫です。

ワクチンがありますが、外に出ない猫さんなら必要ありません。

少しでも野良猫と接触する可能性がある猫さんや、多頭飼いですでに感染した猫さんが一緒に住んでいる場合には、検査で感染していないことが分かり次第なるべく早くワクチンを打ってあげましょう。

感染した猫さんとの同居の場合には、ワクチンの他にも

  • 食器を共有しない
  • ケージなどで居住スペースを分ける
  • 去勢、避妊手術は早めに

など、可能な限り接触を避けなければいけません。

白血病ウイルスにすでに感染した猫さんと暮らしている方は、お互いの猫さんのために2匹目以降は慎重に考えてあげることをおすすめします。

個人的には、ペットショップで買うよりも野良猫や保護猫を迎えるほうが猫を飼う入り口として自然だと思っています。

それでも、迎えた猫さんのためにも、すでに家にいる先輩猫さんのためにも、一日でも早く、できたら保護したその日にでも病院で色々な検査をしてもらうことが重要になります。

猫白血病ウイルスは、飼い主さんがしっかりとした知識を持って対処してあげれば完治する可能性のある病気です。

しっかり病院で検査をしてもらうことからはじめましょう!

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