猫を飼うにおいて避妊、去勢手術した方がいいのか悩まれてる方が多いのではないでしょうか?
実は、避妊、去勢の手術は病気の予防になるんです!
さて、どんな病気が防げるか、手術のタイミングはいつかなどを含めてメリットとデメリットをお伝えします!
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猫の避妊、去勢はどんな手術?メリットとデメリットとは?
猫の避妊と去勢は精巣、卵巣、子宮の生殖器官を切除する手術のことを言います。
避妊と去勢を合わせて不妊手術て呼ばれています。
オス猫の場合
陰嚢とその中の睾丸を取り出すやり方です。
そして摘出後は切開した部分の皮膚を縫合するしないかは病院によって違います。むしろ縫合しない病院のほうが多いらしいですね。
「これって大丈夫?傷口開かないの?」と心配になりそうですが、傷口は塞がるので大丈夫ですって。
縫合すると猫が傷口を気にして舐めてしまう理由もあるんですね。
手術自体なんと5分程度なので猫の負担も少ないです。
あと麻酔をかけるなどを含めたら20分くらいで終わります。
メス猫の場合
メス猫の避妊手術でも様々な方法があります。
卵巣子宮摘出術
卵巣と子宮を全摘する方法です。
発情はしない上に子宮蓄のう症、子宮内膜種などの病気にかからなくなります。
手術の時間は麻酔を含めて40〜50分かかります。
卵巣摘出術
卵巣のみを摘出します。
卵巣摘出術は時間が短くて傷口も浅くなります。
こちらは卵巣の細胞が残っている場合があるのでまれに発情することがあります。
病院によって術式が違うので、やり方のメリットやデメリットは獣医師さんに詳しく聞くと良いと思います。
また麻酔をかけるため血液検査も必要なので手術の前後の流れをよく聞いてくださいね。
猫の去勢、避妊のメリット、デメリットとは?
では今から去勢、避妊のメリットとデメリットを順に説明します。
去勢の場合は?
メリット
精巣腫瘍、前立腺の病気の予防
精巣腫瘍の場合は手術で精巣を取り除くので腫瘍の心配がなくなります。
問題行動の減少
発情期特有の鳴き声、オス同士の喧嘩、マーキング、脱走など、手術をしたことによって減少したというデータが出ています。
発情期による性的な欲求はオス猫にとってストレスになることが多いです。
また、オス猫は本能的に家族間の近親交配を避けるために他のメス猫を求めて家から居なくなることもあります。
去勢してない猫が脱走してそのまま帰ってこないことも。。。
特にオス同士の喧嘩によって感染症にかかる危険性もあるので外は危険なことだらけです。
去勢を施せばストレスによる問題行動や感染症の危険性が減り、性格も穏やかになります。
長生きできる
手術によるストレス軽減や病気の予防によって長生きできます。
デメリット
太りやすい
去勢したオス猫は体重や脂肪率が増えると言われています。
食べる量は手術前と変わらなくても男性ホルモンの減少によってカロリーの消費量は確実に減るようです。
またオス猫の運動量も少ないので肥満になりやすいです。
下部尿路症候群の可能性
去勢の影響で尿路が狭くなり下部尿路症候群になりやすいと言われていますが、根拠はまだわかってないようです。
糖尿病
去勢したオス猫の糖尿病の発症率が高まっていると調査で確認されています。
しかし、去勢による影響なのかはわかっていません。
避妊の場合は?
メリット
子宮の病気の予防
子宮蓄のう症、子宮内膜症、卵巣癌といった生殖器官系の病気が避けられます。
乳がんの予防
避妊は悪性腫瘍による乳がんの予防につながります。
手術の時期が早いほど発症率は減るそうです。
望まない妊娠をしない
外に遊びに行かせてたらいつのまにか妊娠していたことも。
産んでも世話しきれずに平気で捨ててしまう無責任な話も聞いたことがあります。
出産の予定がなければ手術をオススメします。
ストレスから解放
オス猫と同じく性的な欲求によるストレスが減ります。
デメリット
- 太りやすい
- 下部尿路症候群
- 糖尿病
上記はオス猫のケースと同じですね。
猫の去勢、避妊はいつすればいいの?手術のお値段はどれくらい?
では猫の去勢、避妊はどのタイミングですれば良いでしょうか?
どちらも早い方が良いと言われてますが、具体的な時期を見てみましょう。
去勢の場合は?
オス猫は生後9〜12ヶ月ごろに成熟すると言われています。
だいたいの病院では6ヶ月から手術を行っています。
初めての発情が一歳すぎなのでそれまでに受けるのが最適だそうです。
じゃあ発情期が来てから手術を受けたらどうなるかというと、発情期を経験したら興奮が忘れられずに問題を起こしてしまうことも。
タイミングって大事ですね。
逆に時期が早すぎてもホルモンバランスが崩れて内臓に負担がかかります。
6ヶ月に差し掛かる頃に獣医師さんとよく相談しましょう。
避妊の場合は?
メス猫の場合は生後4〜9ヶ月に成熟します。
オス猫と同じく6ヶ月ごろがベストです。
しかし生まれた月によって発情期が早く迎えてしまうので手術も早めの方が良い場合があります。
獣医師さんとよく相談してタイミングを計りましょう。
手術の費用ですが、病院によってそれぞれですが、去勢の場合は10,000〜20,000円、避妊の場合は15,000〜30,000が相場になっています。
地域によって助成金が出る場合があるのでお住まいの自治体に問い合わせてください。
検査費用もかかってくるので獣医師さんから説明を聞いてくださいね。
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