みなさんの中でこれから猫を飼うという方は、やっぱり子猫から育てたいという方が多いのではないでしょうか?
わたしも2匹の愛猫を迎えたときは、どちらも産まれて1.5~2ヶ月ぐらいの子猫でした。
やっぱり小さくてぴょんぴょん跳ねるように遊ぶ子猫は魅力的。
今回は、子猫を育てたいけど猫を飼うこと自体初めてで不安…という方のために、初めて子猫を育てる上で気をつけたいことを書いていきたいと思います!
初めて子猫を育てるときに気を付けたいこと。離乳はいつ頃?
まず、子猫と呼ばれる時期について解説します。
一般的には生後1歳になるまでの猫を「子猫(幼猫)」と呼びます。
人間で言うと生まれてから17歳くらいの時期なんだそうです。
生後すぐから乳離れする1.5ヶ月くらいまでは、子猫の中でも特に「赤ちゃん猫」などと呼ばれていますね。
初めて猫を育てる方に気をつけていただきたいのは、初めてであればできる限り乳離れが終わった猫ちゃんを迎えてほしい、ということ!
2013年に施行された改正動物愛護及び管理法という法律によって、ペットショップなどでは生後56日未満の子犬・子猫の生体取引は禁止されました。
どういうことかというと、だいたい2ヶ月齢まではお母さん猫や兄弟姉妹と一緒に生活をして、排泄の仕方や社会性を身につける。
それと同時に、お母さんの栄養たっぷりのミルクで体力・抵抗力を養う時期だからこそ、引き離して売買の対象にするべきではない、ということですね。
通常子猫は1~2ヶ月齢までに乳離れを終えるんですが、それと同じ頃に自力でトイレをすることを覚えたり、爪を出したり引っ込めたり加減をしながら家族と遊ぶことを覚えるそうです。
目も開いていない、耳も聞こえない状態からそこまでお世話をしてあげるのは相当な知識と体力が必要なので、猫を育てるのが初めての方や特に一人暮らしの方、一日中つきっきりでお世話できない状況では現実的には難しいことだと理解していただきたいのです!
猫初心者の方と一人暮らしの方の中で子猫から育てたいという方は、乳離れが終わっているかどうかを一つの目安にしてあげてください。
トイレトレーニングって何?子猫のうちに教えてあげたいこと。
乳離れが終わった頃の子猫を迎えてまず初めにあなたが経験する「しつけ」は、トイレトレーニングだと思います。
つまり、トイレの場所を固定してあげて、それ以外の場所でそそうをしてしまわないようにしつけることですね。
猫のトイレのしつけは、他のペットたちに比べて簡単だといわれています。
それが完全室内飼いを可能にする大きな理由の一つなんですが、では、どうして楽なんでしょう。
実はその理由、猫は野生の時代から自分でトイレを作る動物だからなんです!
お気に入りは柔らかな砂地の場所。
砂場に穴を掘って便器を作り、用を足したあとは足で砂をかぶせてカバーをするんです。
それによって、自分のニオイを消して、天敵に自分の居場所を察知されないようにするんですね。
賢い!
その野生の習性から、室内でも猫が落ち着ける場所に適度に自分のニオイがついた砂地があると、ほとんど問題なくそこをトイレと認識して毎日用を足してくれるようになるんです。
子猫をご自宅に迎える前に、可能であればそれまで育ててくれた人から少量の使用済みトイレ砂をもらいましょう。
新しい環境に来ると、子猫は少なからず戸惑ってしまいます。
そんなとき、準備しておいた子猫用トイレの砂に自分のおしっこのニオイのする砂が混ざっていれば、知らない場所でも「ここはわたしのいつものトイレだ!」とスムーズに受け入れてくれるというわけです。
そして、幼いうちはトイレに失敗してしまっても決して怒らないよう気をつけてあげてください。
トイレが汚れていないか、落ち着ける場所にあるかをまず確認して、床のニオイを嗅いで歩いたり前足で掻いたりするしぐさをしたら、優しく抱っこしてトイレに入れてあげましょう。
怒られたり、無理やりトイレに入れたりすると「トイレ=怒られる」とトラウマになってしまって、毎回ベッドの下などに隠れて用を足すようなことになってしまうと大変ですもんね!
子猫を初めて飼うときに押さえておきたい、病院ですること。
さて、子猫を迎えたあとにはなるべく早い時期に病院に連れて行ってあげてください。
それは保護猫だけではなく、ペットショップから来た子も里親募集で来た子も同じです。
まずはご自身の子として獣医さんから直接健康状態について話を聞いていただきたいですね!
わたしの飼っている猫は、2匹のうち初めて飼った子が拾い猫、つまり野良猫でした。
うちに連れてきた日、食べ物が急に変わってびっくりしたのか明け方に下痢と嘔吐が続いてぐったりしてしまい、すぐに24時間やっているクリニックに駆け込みました。
そこでまずは胃腸に優しい子猫用のウェットフードをもらいいったん帰宅。
排泄の状況が良くなって体力が戻ったところで再度病院へ。
そこから何回かに分けて、虫下し(寄生虫を体外に出す処置)・血液検査・ノミダニ駆除(体表にスプレー処置)・予防接種。
特にノミ・ダニは野良猫だったため大量についていて、ソファーやベッドの大掃除をするはめになりました・・
そのときに、部屋で自由に歩かせる前にまずノミダニ駆除をするべし!と学びましたね(汗)
2匹目は知人にもらってきたのですが、元々かかっていたのか環境の変化からか、来て早々に猫風邪に。
咳から気管の状態が急激に悪化して即病院で治療をしてもらいました。
先輩猫から離して感染を防ぐという意味でも、すぐに病院に連れて行ってよかったなと実感しました!
まだ体も小さく抵抗力も弱い子猫は、大げさではなく、いつ何があるかわからないと思いながら育てなければいけません。
私は一人暮らしなので、しばらくして日中お留守番をさせるようになりましたが、家に帰って倒れていたら、怪我していたらどうしよう・・と、数ヶ月は毎日不安でいっぱいでした。
初めて子猫を育てるのは、決して安易な気持ちでできることではないと実感しました。
もし一人で育てていて不安なことがあったり、困ったりしたら、遠慮せずに小さなことでも獣医さんに相談することをおススメします!
あとは、ここのブログにメッセージをください!
一人の愛猫家としてできるアドバイスができるかもしれません。
これから体が作られていく子猫。そんな子猫には安全で栄養満点なキャットフードが必要です。
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