保護猫は、いつどこで出会うか分かりません。
時には目も開いていないような赤ちゃん猫をお世話することになるかも・・
生まれたての子猫は、ペットショップなどにいる生後2か月以上の子たちと比べてお世話の大変さが全く違います!
そんな子猫を保護してくれた飼い主さんのために、命を守るためにまずやらなければいけないこと3つをご紹介します。
生まれたての子猫を保護したらとにかく保温!母猫の温かさを子猫に!
駐車場のすみから「にーにー」と声が聞こえる・・
見るとお母さん猫とはぐれてしまった生まれたての子猫が1匹。
こんなシチュエーションに遭遇したら、まずあなたはどうすればよいでしょう。
子猫は、生後1週間ぐらいまで目も開かず、体温調節すら自分でできません。
通常はお母さん猫がずっとそばで温めて守っているのですが、不幸にもこの状態でお母さん猫と離れてしまう子猫は少なくありません。
そんな子猫を保護して一番にやることとは、「保温」です!
大人猫の平熱は人間よりも少し高い38度くらい。
子猫にはそのお母さん猫の体温に抱かれているのと同じくらいの温度の寝床が必要なんです。
保温性に長けた段ボールなどの寝床に、お湯を入れたペットボトルや湯たんぽを置きます。
なぜペットボトルかというと、子猫がお母さん猫にするように、もたれかかって暖かさを感じることができるからなんです。
全面湯たんぽだと子猫ちゃんが適切な温度を選べないので、寝床の半分ぐらいにしくようにしましょう。
また、直接肌に触れないように、ペットボトルや湯たんぽはタオルや毛布で巻いてほんのり暖かいくらいに調節してあげてくださいね。
様子がおかしかったり、普通の状態なのか自信がないことがあれば、温かい寝床をそのままに動物病院に連れて行ってあげましょう!
その際に獣医さんからだいたい生後どのくらいかと性別などを教えてもらえますし、週齢にあったお世話の方法を相談できるのも安心ですよ!
赤ちゃん猫は何を食べるの?つきっきりの授乳について
さて、子猫ちゃんを保護して寝床が確保できたら次は食事です。
といっても、生まれたての子猫は生後1ヵ月半(45日)ぐらいまでお母さん猫のお乳だけで成長します。
一日の大半を寝て過ごすこの時期は、お母さんのそばで眠る→目を覚ましてお乳を飲む→眠る→お乳を飲むの繰り返しなんですね。
子猫ちゃんによって頻度は異なりますが、だいたい目を覚ましてお乳を探すのは2~3時間に一回。
市販の子猫用ミルクを人肌に温めて授乳します。
授乳についての注意点は、ほとんど人間の赤ちゃんのケースと同じですね。
哺乳瓶や哺乳器は必ず毎回洗って消毒してほしいのですが、赤ちゃん用の哺乳瓶消毒薬などを使うといいと思います。
哺乳瓶を使う場合には、子猫は人間の赤ちゃんよりも口が小さいので、なるべく飲み口が小さいものを選びましょう。
やさしく口元に触れるようにすると、お乳を吸う本能で吸い付いてくれます。
授乳後はこれも人間と同じように縦に抱いて背中をさすってください。
ゲップをすることで、お乳に含まれていた余分な空気を出すことができます。
外でお仕事をされている一人暮らしの方の場合は、日中の授乳ができませんよね。
その場合、赤ちゃん猫を見てもらえるシッターさんがもしいればその方に、そうでない場合は必ず病院やお世話をしてくれる人を見つけてください!
離乳する1ヶ月半~2ヶ月までは、絶対に、1匹でのお留守番はさせないでくださいね!
命が消えてしまいます!
1ヶ月半~2ヶ月で、離乳食やふやかしたドライフードなどを食べられるようになったら、食事の間隔もあいていきます。
それまではつきっきりで寝不足を覚悟してお世話をしなければいけません!
排泄は自力でできる?生まれたての子猫のトイレのお世話
最後に、生まれたての子猫ちゃんのトイレ事情についてです。
なんと子猫ちゃん、誕生から1ヶ月くらいまでは自力でトイレをすることができません!
お母さん猫が一日に何回もお尻を舐めて刺激し、排泄をさせてあげているんです。
そんな時期の子猫ちゃんを保護した場合、あなたがお母さんの代わりに排泄をさせてあげないといけませんね。
まず、排泄のタイミング。
授乳の前に終えて、飲めるだけミルクを飲ませてあげられるのが理想です。
授乳の前に出なければ、終わった後に再挑戦しましょう。
どうやって排泄を促すかというと、
- 子猫ちゃんをそっと利き手じゃないほうの手のひらにのせる(うつぶせ)
- ぬるま湯でガーゼを湿らせて、お尻のあたりをトントンと軽く叩く
- おしっこ、ウンチができるまで何度かトントンを続ける
- 最後に同じく湿ったガーゼでキレイにお尻をふいてあげる
使うのはガーゼやティッシュ(指でもOK)で、冷たくも熱くもないぬるま湯で必ず湿らせてから触ってくださいね!
子猫ちゃんのお尻はとってもデリケートです。
おしっこは比較的苦労せずにお世話できますが、人工のミルクをあげているとウンチは便秘したり下痢をしたりと、なかなか安定しないかもしれません。
どちらの場合にも、ミルクを変えたり濃度を変えたりして改善する可能性はありますが、初めてで不安があれば獣医さんを頼ることをおすすめします!
特に下痢は脱水症状をおこして命の危険につながります。
相談する際には、その時にあげているミルクを一緒に持参して、授乳のコツや濃度、量などアドバイスをもらえるとさらに安心ですね。
歯が生えてくる1ヶ月齢くらいになると、トイレトレーニングのタイミングです!
子猫ちゃんのサイズに合った箱を用意してあげて、自力でのおトイレを応援してあげましょう。
さて、赤ちゃん猫のお世話について、いかがでしたか?
生まれたての子猫ちゃんを保護するということは、本当に大変なことです。
でも、保護してくれたあなたに一人の猫好きとして心から感謝します!
ひとりでは赤ちゃん猫のお世話はとても大変ですが、家族や獣医さん、保護団体など周囲と協力しながら、1匹でも多くの猫さんが幸せになれるよう、お母さん猫のぬくもりを教えてあげたいですね!
これから体が作られていく子猫。健康でしっかりとした体を作るには良質な高タンパク質としっかりとした栄養を摂取できる安全なフードが必要です!
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