愛猫の貧血の症状を見逃すな!猫の貧血を防ぐなら○○がおすすめ!

貧血にどんなイメージを持っていますか?

ドラマなどで、か弱い女性がふらっと倒れるシーンは印象的ですよね。

元気な愛猫には無縁で、もし貧血になっても「まあ、レバーでも食べたら治るでしょ」と思っていませんか?

貧血症状が現れた時、猫さんの体の中は緊急事態なのです!

あなたの愛猫は大丈夫!?あなどらないで!本当は怖い猫の貧血!

貧血の初期症状は「何となく元気がないな」と見逃しがちです。

愛猫の口の中は、いつもと同じピンク色をしていますか?

正しく認識してますか?そもそも貧血って何!?

貧血は血液中の赤血球数もしくはヘモグロビンの値が正常の範囲を下回っている状態です。

赤血球は全身に酸素を運んでくれる重要な細胞です。赤血球中のヘモグロビン(血色素)と酸素が結び付くのですが、ヘモグロビンは鉄から作られています。

だから「貧血予防には鉄分」と言われるんですね。

そして貧血は症状に過ぎません。貧血になってしまったなら、なにかしら原因があるんです。

見逃しやすい! 猫の貧血の症状はこれ!

  • 運動量が低下し、元気がない
  • 食欲がない
  • 体重が減る
  • 嘔吐、吐くそぶりをする
  • 下痢
  • 口や耳、鼻、眼、肉球など毛が少ない部分や粘膜が白色や黄色になる
  • 呼吸が荒い
  • 尿や便の色が赤いもしくは黒っぽい(血尿、血便)
  • 尿の色が褐色やオレンジ色
  • 黄疸

特に血尿や黄疸の症状が出たら、すぐに獣医さんに連れて行ってあげてくださいね!

貧血には2種類あるんです!

再生性貧血

新しい血液が正常に作られていても、中毒などで赤血球が壊されたり、出血したりして赤血球が少なくなっている状態です。

非再生性貧血

腎臓や骨髄が機能せず、新しい血液を生産することが出来ない状態です。

大きく分けると2種類ですが、原因は多種多様です。

次の章でもっと細かく見ていきましょう。意外なものが猫さんを苦しめているかも知れませんよ。

まさかのアレも!?猫の貧血の原因

人とは違う貧血の原因

実は猫さんが鉄不足で貧血になることはマレなんです。

猫さんに多いのは「溶血性貧血」で、赤血球が何らかの原因でどんどん壊れてしまい起こる貧血です。

貧血の種類と原因をいくつかご紹介します。

鉄欠乏性貧血

貧血の原因として一番にイメージするのがこれですよね。鉄不足の為にヘモグロビンが作られずに起こる貧血です。

人間の場合、貧血の60~80%が鉄欠乏性貧血ですが、総合栄養食を適量食べている猫さんにはまず考えられません。

偏食にはくれぐれも気を付けてくださいね!

ハインツ小体性溶血性貧血

有名な原因がタマネギ中毒です。

玉ねぎ、ニラ、ニンニク等に含まれるアリプロピルジスフィドが赤血球を破壊してしまいます。

人間用の解熱剤や鎮痛剤に含まれるアスピリンアセトアミフェンも原因になります。

免疫介在性溶血性貧血(IMHA)

自己免疫性溶血性貧血とも呼ばれます。

本来体を守るための免疫機能が異常を起こして、自身の赤血球を破壊するようになってしまいます。

猫白血病ウイルス感染症(猫エイズ)や悪性リンパ腫が代表的な原因とされます。

猫伝染性貧血

ヘモバルトネラ症とも呼ばれ、ヘモプラズマ(マイコプラズ)と言う微生物が寄生して赤血球を破壊してしまいます。

猫同士の喧嘩による傷やノミ、ダニを介して感染するとされ、一度感染すると生涯保菌者になってしまいます。

腎性貧血

腎臓の働きが低下しエリスロポエチンと言うホルモンが作れなくなると、赤血球を作れと言う命令が上手く伝わらなくなり、貧血になってしまいます。

慢性腎臓病の合併症として発症します。

悪性貧血

赤血球がつくられるときに必要なビタミンB12、葉酸が不足して起こる貧血です。

出血、失血による貧血

傷口から血が出ていれば、血(赤血球)が体内から減っているとイメージしやすいと思いますが、ノミやダニの吸血によっても貧血になることがあるんです。

小さな虫でも大量に寄生されれば輸血が必要なことも。

ビジュアル的にも最悪です。

猫さんが痛々しくて、画像貼れません……。

遺伝による貧血(ピルビン酸キナーゼ欠損症)

アビシニアンソマリシンガプーラまたはそれらの血統を継ぐ猫種では、ピルビン酸キナーゼと言う赤血球にエネルギーを与える酵素が遺伝により存在しないことがあります。

ピルビン酸キナーゼが不足すると赤血球の寿命が短くなり、結果貧血になってしまいます。

愛猫を貧血から守ることが大きな病気の予防になる

猫さんの貧血は「鉄」を与えても解決しないんですね。

そして貧血を引き起こす病気には、緊急性も死亡率も高い病気が含まれると分かりました。

誤飲や感染が原因になる病気なら、飼い主さんの力で予防することが出来ますね!

誤飲を防ぎましょう!

玉ねぎや人間用の薬以外にも、洗剤、チョコレートにお酒……

美味しそうなお刺身も(イカ・タコ)。

中毒の原因になるものは家の中にたくさんありますよね。

誤飲を防ぐベストな方法は「片付け掃除をまめに行う」ことです。

「当たり前だろ!」と言う声が聞こえてきそうですが、基本に勝るものはないのです。

片づけても棚や扉を開けてしまうと言う賢い猫さんには、人間の赤ちゃん用アイテムが役に立ちます。

「引き出しストッパー」は100均でも手に入りますよ。

感染経路を絶ちましょう!

一度でも感染してしまうと一生保菌者として注意が必要だったり、重篤な病気を引き起こしたりと言った怖いウイルスや菌から愛猫を守るにはどうすればいいのでしょうか。

保護猫さんを預かっているベテラン猫飼いの皆様は、感染症にとても気をつかっていますが、
その基本は「ワクチン接種」と「室内飼い」だそうです。

室内飼いは「自由がなくなって可哀そう」と思うかもしれませんが、猫にとってのメリットが多いんですよ!

そして飼い主が病原体を持ち運ぶ媒介者にならないことも大切です。

猫好きには辛いかも知れませんが、屋外で猫を見かけても触ってはいけません。

ぐっと我慢です。

実は動物愛護法に「動物に起因する感染症の予防のために必要な注意を払うこと」と定められています。

愛猫を守るのは飼い主の義務と言うことですね。

これからの季節は「ポインセチア」や「シクラメン」にも気を付けてくださいね。

毒性がありますから。

誤飲や中毒に気を付けて、愛猫と楽しいクリスマスを迎えてくださいね!