猫は人間の言葉を理解できる!?猫に言葉を覚えてもらうための方法

あなたの愛猫はあなたの言葉を理解できていると思いますか?

よくテレビで見かけますが、猫ちゃんが飼い主さんの言葉に返事のようなものをしていますよね。

「うちの子今私の言葉に返事した!」
「私のこの言葉で絶対こう返事する!」

猫と暮らしている方には心当たりがあるのではないでしょうか?

私が飼っている猫も私が名前を呼ぶと甘えたように鳴いたり、時には「ごはん?」と聞くと「ごはん!」と返事をしたりします。

空耳?気のせい?と思いつつ、やはりそう返されると嬉しくなってしまいますね。

空耳や気のせいかとも思われる猫ちゃんの『返事』、実はそうではなく本当に私達人間の言葉を理解しているのです!

ここでは猫との暮らしがもっと楽しくなる、言葉を通じてのコミュニケーションをご紹介します!

猫はどの程度人間の言葉を理解できるのか?

それでは、猫はどの程度の言葉なら理解できるのでしょうか?

結論から言いますと、私達人間の言葉は猫にとってとても難しいものなので、全部を理解することはできません。

ですが、自分の名前や簡単な言葉であれば覚えて理解できていると言われています。

猫の知能は人間でいうと2歳前後であると言われており、言葉にすると約100種類程度であれば覚えることができます。

その限られた中で猫は自分にとって『プラスになる(いいことがある)言葉』か『マイナスになる(悪いことがある)言葉』か、そのたった2種類を選んで覚えているのです。

自分にとってプラスになる言葉とは、

「自分の名前を呼んでもらうといいことがある」
「この言葉を言われるとおいしいものがもらえる」

など、おいしいものがもらえたり撫でてもらえたりと喜びに繋がるものです。

『〇〇ちゃんおいで』で撫でてもらえる、『ごはん』でエサがもらえると猫は理解しています。

時には喜びのあまり飼い主さんと同じ言葉を繰り返している場合もあるとか。

私の家で飼っている猫もまさにそのパターンですね(笑)。

逆にいうと、叱られたり自分が引っ掻いたことなどで飼い主さんが痛がったりというマイナスになるような言葉も理解しています。

『コラッ!』や『痛い!』と飼い主さんが言った時に猫がしっぽを垂らしてシュン、としていたら、「今怒られてるんだ…」と理解しているということになります。

猫に言葉を覚えてもらうにはどうしたらいいの?

先にもありましたように、簡単なものであればどの猫ちゃんでも人間の言葉を理解できます。

では、どのような言葉であれば猫に私達の言葉を理解してもらえるのでしょうか?

猫の名前

名前はその猫ちゃんにとって一生モノです。

愛情をこめて、根気よく『〇〇ちゃん』と呼ぶと、猫はその言葉が自分の名前だと認識します。

なかなか覚えてくれない、という時は『〇〇ちゃん、おやつだよー』と、この言葉でいいことが起きるんだと覚えてもらいましょう。

単純な言葉

「ごはん」、「おやつ」、「おいで」等のいいことに繋がる言葉、「コラッ!」、「痛い!」等の悪いことに繋がる言葉は単純で覚えやすいようです。

特に『ごはん』や『おやつ』は言葉と一緒に包装の音も覚えているので自然と理解しやすいです。

また猫は私達人間の感情にとても聡く、言葉の意味よりも声の大きさや調子で意味を感じ取っています。

例えば叱られた時はまず声の調子から「怒られる!」と判断して、その時の言葉を悪いことが起きる言葉だと覚えているようです。

行動と一緒の言葉

朝に飼い主さんが出かける前にごはんをくれる、夜に食器を片付けた後におやつをくれる等、毎日ルーティーンで行なっている行動の時に猫がどことなくソワソワと落ち着かない、という経験はありませんか?

実は猫は飼い主さんの日頃の行動から自分に与えられるものを覚えているのです。

その際に発した言葉は行動と合わせてより覚えやすく記憶に残ります。

猫は記憶力と学習能力に長けた動物です。

一度で覚えることはなくても、何度も根気よく繰り返していれば必ず私達の言葉を覚えてくれます。

いつも可愛がってくれる飼い主さんの言葉を一度覚えると忘れることはありません。

また、私の家の猫のように度々言葉を喋ったように聞こえるのは、飼い主の言葉にというよりもあるひとつの言葉に反応して似たような発音で鳴いたことに飼い主が喜び、自分にいいことがあったと覚えているからだそうですよ!

すごい記憶力と学習能力ですね!

猫とより良い関係を築くために

猫には人間の言葉の意味はわからなくても、言葉から感じる愛情や感情を読み取ることができます。

逆に言うと、私達人間も言葉の話せない猫が今どういう感情なのか、その子の性格や個性を十分に理解した上で汲み取ってあげなければなりません。

その手段として言葉を用いたコミュニケーションはとても有効であると思います。

覚えが早い、遅いというのは個体差やその猫ちゃんの性格にもよります。

私は猫を多頭飼いしていますが、どの子も自分の名前や簡単な言葉を理解し鳴き声や態度で応じてくれています。

無理に押しつけるのではなく、根気よく呼びかけているうちに自然と覚えていっていたなあ、とこの記事を書いていて改めて思い出しました。

『ソロモンの指輪』があれば簡単なのに、と思うことも未だに多々ありますが(笑)。

飼い主さんと猫ちゃんで意思疎通ができることはどちらにとっても嬉しいことに変わりはありません。

なかなかうまく伝わらずに失敗してしまったりと、もどかしい気持ちになる飼い主さんはたくさんいらっしゃると思います。

ですが猫ちゃんは飼い主さんの言葉を、大事な家族の一員として一生懸命理解してくれようとしています。

今は理解できなくてもいつかきっと、そう諦めずに頑張ってみましょう。

『継続は力なり』

愛情たっぷりに根気よく呼びかけていくうちに、もしかすると『ごはんおいしい?』に『うまい』といった返事をしてくれるようになるかもしれませんね。