猫の恐ろしい尿の異常と考えられる病気とは?オススメの尿採取方法!

毎日数回の猫さんのおしっこ。

皆さんは、愛猫のおしっこの状態って把握していますか?

今回は、実はこわい病気が隠れているかもしれない猫さんたちのおしっこについて調べてみました!

正常な猫の尿の特徴は?色が濃いのは病気?

まず、健康な猫さんのおしっこにはどんな特徴があるのでしょうか。

回数

個体によって若干の差はあるものの、大人猫はだいたい1日2~3回おしっこをします。

1回の量が少ない猫や子猫は3~4回出す子もいるでしょう。

常に一定の回数と量を保っているようだと多少この範囲から外れても大丈夫だと思います。

短期間で急におしっこの回数が変わったなどの異変があれば、獣医さんに確認してみるといいでしょう。

また、そわそわとよくトイレに入るんだけどほとんどおしっこが出ていない場合も注意です。

1日の尿量の目安としては、猫ちゃん1㎏あたり22~30mlとされているようです。

うちの猫さんの場合、体重ちょっとぽっちゃり5㎏なので、1日110~150ml。

24時間で2回おしっこをするので、目安は1回あたり55~75mlになりますね。

15mlの大さじ3.5~5杯分といったところでしょう。

色は濁っていない黄色や琥珀色。人間のおしっことほとんど同じ色が理想です。

人も汗をかいて水分が足りていないときや疲れているときは色が濃くなりますね。

猫さんも同じで水を良く飲んだあとは少し薄め、運動したあとや寝起きでおしっこが溜まっているときなどは濃いめの琥珀色になります。

猫の尿のチェック方法!家で尿を採取するおすすめの方法は?

正常な猫さんのおしっこの状態は分かりましたが、そもそもどうやってチェックすればいいの?って思いませんか?

わたしも尿の採取や検査って動物病院でしかできないと思っていたんですが、そうじゃないんです。

そもそも、病院ではうちの猫たち緊張してたぶんおしっこ出してくれません。

実は、おうちで簡単におしっこを採取することができるんです!

まず、今広がっているシステムトイレを使っている家庭はとっても簡単です。

新しい猫砂に取替えたタイミングで、一度下の段のおしっこシートをはずしてみてください。

システムトイレはおしっこを吸収しない猫砂を使うので、通って下に落ちたおしっこが簡単に採取できます。

(常にシートをはずしてしまうと臭ったりあふれたりするので要注意ですよ!)

システムトイレじゃないうちのような猫飼いさんは、実力行使です!

おしっこにいった猫さんをそーっとストーキングして、おしっこが出るタイミングですばやく採尿器具を突入させます。

うちでは毎回新品のスポンジを置きます。

毎回必ず新しいものを使わないと古い尿と混ざってしまうので、ひとつのスポンジをはさみでカットして節約してみるのはいかがでしょう。

おしっこが終わったら取り出して清潔な乾いた容器に絞って色を確認です。

スポンジと手袋があればできる、おすすめの採尿方法です!

若いうちは月に2、3回、加齢とともに少しずつ頻度を増やしてチェックしてあげましょう。

腎臓に異常が出やすいシニア猫は1日1回日課にするといいと思います。

すぐに病院へ!尿でわかる猫からのSOS!

では、自宅でおしっこが取れるようになったところで、注意するべき異常なおしっこを知っておいてください。

特に色は分かりやすく猫さんの状態を教えてくれます!

注意したい色は、

  • 赤:血の筋が混じっている:腎臓や膀胱などの臓器の異常
  • 茶色:アレルギーや中毒
  • 黒:重い脱水症状
  • 白く濁る:ざらざらしたものが混じる:尿結石、尿路感染症など
  • 無色透明:糖尿病や腎不全など

これらの異常が見られたらすぐに病院に連れて行きましょう。

その時に、さっき紹介した方法で採取したおしっこを清潔な容器に入れて一緒に持っていってくださいね!

また、避けずににおいもチェックしてくださいね。

黄色いおしっこはツンとしたアンモニア臭がしますが、甘いにおいがしたら糖尿病、においがないぐらい透明だと腎臓病の危険があります。

おしっこの回数や量の把握も忘れずに。

腎臓が弱ってくると、多飲多尿といって水を異常にたくさん飲んで、どんどんおしっこをするという異常が見られます。

回数が急に増えたり、逆に一日おしっこが出なかったり、おしっこの最中に鳴き声をあげたり。

ちょっとおかしいな、と思ったら採尿をしてその尿だけでも病院で検査してもらってください。

猫は体調の悪さを隠そうとする生き物です。

特に体の中で少しずつ進んでいく病気は、急な体調の変化がなくて気付きにくいかもしれません。

そこでおしっこの状態を観察することは、猫さんからの無言のSOSを受け取るきっかけになります。

よく食べよく出す。

これは生き物すべてにとっての元気の源ですので、しっかり見守ってあげたいですね!