もし今災害が起きたら。避難の時に愛猫を守るためにできる備えとは?

東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨・・
近年大規模な災害が次々に日本各地を襲っていますよね。

今日は、東日本大震災の後から話題になり始めた「ペットと共に避難する」ということについて、愛猫の命を守るためにできることを考えていきたいと思います。

避難所は受け入れてくれる?災害時ペット同伴避難の国の方針とは

東日本大震災後、多くの被災者の方々が家を失い、避難所やその後の仮設住宅で生活をすることとなりました。

7年経った今でも、完全に元通りの生活とはいかない方々がたくさんいらっしゃいますよね。

あのような大きな災害が起きた時には、ペット、猫と一緒に生活しているわたしたち飼い主はどのような対応を取ればいいのか、考えてしまいます。

そんな飼い主さんたちにむけて、平成30年3月、環境省から「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」が出されたのをご存知でしょうか。

全文はこちらからダウンロードできます
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http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/full.pdf

これは、東日本大震災時にペットの犬猫と離れ離れになってしまったり、避難所でうまくペット同行避難の環境を整えられずトラブルになってしまったケースがあったため、自治体、飼育者にペット同行避難についての意識を高めてもらうために環境省が制定したものです。

このガイドラインの中で飼育者に推奨されているのは、

  • ペットの飼育者は避難時にペットを連れて避難すること
  • ペットとはぐれた場合に備えて名札やマイクロチップを装着すること
  • 日ごろから非常時に備えた準備とペットのしつけを行うこと
  • 避難所での他の避難者への配慮(アレルギー、騒音など)を忘れないこと

などです。

以前からペットとの同行避難は推奨されていたのですが、実際の対応が間に合っていないことが過去の災害から分かってきたため制定されたガイドラインなんですね!

避難してからの生活はどうなる?避難所で気を付けたいこととは?

幸いにもペットも飼い主さんも無事で避難できたあとは、どんな生活が予想されるのでしょう。

実はこれは、お住まいの自治体の災害時対応によって異なるんですね。

  • 過去の災害時にも、
  • ペット専用のシェルターを確保できている自治体
  • 避難所にペット用テントをはり保管場所とした自治体
  • 飼い主や他の避難者と同じ場所で生活させた自治体

などなど、様々な対応がなされていたようです。

もちろん非常時ですから、自治体の対応が間に合わない場合も覚悟しておかなくてはいけませんが、大きな災害が起こる前に一度、お住まいの自治体でのペット猫の同行避難者への対応を確認しておくと安心ですね!

そして、避難時には飼い主さんの飼育マナーや他の避難者への思いやりも非常に大切だと思います。

避難者はもちろん、対応にあたっている職員やボランティアの方々も極限状態ですごしている災害時。

もちろん家族同然のご自分のペットが心配なのは当然ですが、周りには犬や猫が苦手だったり嫌いな人、アレルギーの人、色々な方がいらっしゃいますよね。

ペットが自由に歩き回ったり、大きな声で鳴いたりすることにストレスを感じる方も多くいると思っておいた方がいいと思います。

言うまでもありませんが、避難所は見ず知らずの他人同士がいろんなことを我慢しながらすごす空間ですので、ペットに関しての様々な意見や不便も広い心で受け止めながら、周囲への配慮を忘れず協力していくことをわたし自身も心掛けたいです!

まずは命が助かったことに感謝して、ペットも人間も、不便な中ではあってもできる限りストレスをため込まないように折り合いをつけられるといいですね。

災害時、愛猫と一緒に逃げるために準備しておきたいこと

さて、環境省のガイドラインでは、ペットとの同行避難がすすめられていることはお分かりいただけたと思います。

では実際に猫と一緒に避難するとなった場合にどんな準備をしておけばいいのでしょう。

家の内外での防災対策

まずはなによりも、飼い主さんと猫さんの命を守るための備えが肝心です。
倒れやすい家具の固定、避難所の確認、避難ルートの確認など、一般的に言われている防災対策が基本となります。

猫さんのしつけ、予防接種など

地震などで驚いてパニックになった猫さんを捕まえてキャリーに入れるだけでも大変なことです!

日ごろからキャリーやリードに慣れさせておいたり、何かあったときの隠れ場所を飼い主さんが把握しておくこと。

驚いた時の隠れ場所がキャリーになっていると一番安心です!

また、避難所ではノミ、ダニや他のペットとの接触も考えられるので、予防接種や去勢、避妊手術などの健康管理を普段から行っておきましょう。

また、はぐれたり脱走したりしてしまったときのためにマイクロチップや首輪の装着も忘れずに!

当面のフード、ペットシーツ

避難所の環境や手に入る物資は自治体や災害の状況によって異なりますよね。

普段猫さんが食べているフードや落ち着かせるために使えるおやつは必須です!

少なくとも一週間分くらいは持ち出せるよう準備しましょう。

また、トイレは難しい問題になると思いますが、ペットシーツはあると役立つでしょう。

折りたたみ式の携帯用トイレもありますのでこちらを持っていると猫さんと避難する時に便利ですね!
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猫さんの排泄物は臭いがキツイので、避難してすぐに避難所の方や他のペット同伴避難者の方といい方法を話し合いたいですね。

自分だけでも大変な災害や避難生活。

愛猫と一緒に逃げるのはたくさんの困難が予想されます。

家族や周りの猫飼いさんと相談、協力しながら避難行動のシミュレーションができるといいですね!