何が見えてるのっ!?猫に霊感があるって噂は本当?

猫について調べていると、よく「猫には霊感があって幽霊がみえているのでは・・?」という都市伝説のような話を見聞きします。

確かに、何もないところをじーっと見つめたり、いっせいに同じタイミングで玄関を警戒したり・・

ええーー!?
もう冬ですけど、まだ怖い話やりますか!?

ということで、今回は猫さんと霊感についてのお話しです。

猫が見つめているものは・・?霊感と猫の視力・聴力の関係

猫には人間の見えない何かが見えているのでは?

それって霊感?

猫さんと暮らしていてふとそんなことを感じたことはありませんか?

実際うちの2匹の猫さんたちも、くつろいでいたと思ったらいきなり玄関に向かってダッシュ!

鳴くわけでもなく、じーっと固まって見つめている・・・

怖いなー、怖いなーって。。

結論を言ってしまえば、猫さんたちのこういった行動の大半は、人の気配や虫、小動物、水の流れる音などを感じ取っていると考えられます!

猫さんの視力

猫さんの視力は実は人間よりも悪い0.1~0.3くらい。

意外と視界はぼやけているんです。

しかし、動体視力と視野の広さが抜群なので、ぼーっと外を見ているときなんかは、ぼやけた視界の中で何かが「ピュッ」っと動くと即座に反応するんですね!

猫さんの聴力

一方で、すごいのは聴力。

音が聞こえる範囲(可聴域)は25~7万5,000ヘルツくらいといわれていて、人間は20~2万ヘルツ・犬は20~6万5,000ヘルツ(諸説あります)です。

ヘルツは音の高低をあらわすので、人間よりも犬よりも、高い音域を聞き取ることが得意なんですね!

ただし、音が聞こえてくる場所を特定する音源定位能力は人間のほうが優れているぐらいなので、猫さんたちは聞こえてきた音の場所を特定するために、じっと注意深く(固まって)耳をすませるということです。

以上の猫さんの耳と目から考えると、何もないところを見つめている彼らは「人間には聞こえない音域の音を、どこから聞こえてくるのか特定するために」じっと耳をすませ、「ぼやっとした視界の中で動くものを動体視力で捕らえるために」じっと目を凝らしている。と推察できます。

音の正体が壁の向こう側や天井裏、床下だったりするときには、人間には見えも聞こえもしません。

猫さんには聞こえているけど見えないので、じっとそれが正体を現すのを待っているのでしょう。

ただし、その音の正体が本当に実体のあるものなのかどうかは・・誰にも分かりませんけどね・・・

こわっ!

ちなみにうちの猫さんたちの玄関ダッシュはどうやらエレベーターの稼働音に反応していただけだったみたいです!笑

何もないところに威嚇!霊感なの?それとも病気?

それでは、じっと見つめているだけじゃなく毛を逆立てて威嚇したり、唸り声を上げるような場合はどうでしょうか。

一点に向かって威嚇をするのは、霊感というよりはやはり音が聞こえているものと思われます。

待っていても全然姿を現さないものに、だんだん恐怖や怪しさを覚えて威嚇につながったのかも。

特に子猫の頃は、好奇心半分・恐怖心半分といった感じで、初めて見るおもちゃなんかにも威嚇することがありますよね。

ただ、威嚇は威嚇でも「う゛ーーー」っという低い唸り声までいくと、かなりご立腹です。

相手が見えていて、恐怖やストレスを感じているときに聞く声ですよね。

さらに高い声で発する「うーーー」は、警戒と同時に喧嘩を受ける直前の唸り声です。

ここまでくると、飼い主さんに見えていない相手と喧嘩寸前までいっている状況です。

その見えない相手はもしかしたら・・・

一方で、一点に絞らずに唸り声をあげながら走ったりしている場合は別の意味で要注意!

怒る対象がないのに唸って走るというのは、病気やストレスが原因となっていることも考えられます。

人間でもお腹が痛いとき、無意識に「う゛ーー」っと唸ってしまうときってありますよね。

猫さんは体調の悪さを色んな方法でごまかすことがありますから、唸り声もその一つです。

体調に変化はないか、ストレスの原因となる環境はないか、注意してみてあげてくださいね!

猫にまつわる不思議な話

いかがでしたか?

猫に霊感はあるのかどうか。

その優れた聴覚で「なにか」を感じていることは確かですが、それが実体のあるものなのかどうかを言い切ることは残念ながらできません。

幽霊はいるのかどうかと同じく、今の科学では結論の出ることのないテーマです。

ただ、「猫は家を守る」といわれることは確か。

もちろんねずみや害虫を狩ってくれるという物理的なことはもちろん、「招き猫」に象徴されるように福を招く存在であること、自分の縄張りである飼い主のお家から部外者を追い出してくれること、などからそのように言われるようになったのでしょう。

霊感を信じる人もそうでない人も、猫さんが警戒してくれているときには「なにか」から必死に家を守ってくれてるんだな、と考えると安心ですよね!

犬は人につき、猫は家につく、とも言います。

お盆時には、「昔飼っていた猫さんの鈴の音が聞こえた!」などの不思議な話も聞いたりしますよね。

ずっと守っていた家に、大好きな飼い主さんのところに、帰ってくるのかもしれません。

このような不思議な話が出てくるということは、それだけ人にとって猫さんというのは、不思議で、神秘的で奥深いパートナーだということなのかもしれませんね!