人間以上って知ってる?猫の知能はこんなに高かった!

誰が言い出したんでしょう。

「猫は犬より頭が悪い」と……。

猫と同じくペット代表の、犬が引き合いに出されるのはまあいいでしょう。

がしかし! そもそも動物の知能を若干小馬鹿にした発言な上に猫を侮るとは……つまるところ、我らが猫様の頭が悪いとは何事かー!?

猫好きとしてこのイメージを払拭したい(犬も好きだけど)!

そこで今回は、猫の知能について掘り下げていきたいと思います!

猫の知能は人間の2~3歳児相当?

人間の2歳児と言えば、言葉を色々と覚えてあいさつや意思表示が出来、試練のイヤイヤ期を迎えるころですね。

対して犬は3~5歳児に相当するとか……あれ?

そもそも研究が進んでいない

「いきなり負けてるじゃん!」と思うなかれ。

この数字は脳の大きさから割り出したものであくまで目安であり、実は猫の研究はあらゆる面で犬より進んでいないのです。

なぜなら、犬に比べてデータを取るのが難しいから。

例えば「隠された紐の先に餌が付いていることを理解できるか」という実験を行っても、紐を引っ張るこ事態が面白くなってしまい、餌そっちのけ……といった具合。

そもそも用意された道具に興味を持たないこともあります。

さらに単独で生きる生物として長い間知られていることから、社会的認知能力に関しての研究は始まったばかり。

猫様の孤高で気ままな性格がこんなところにも影響しています……。

断じて負け惜しみではありません。

ピカイチな空間認識能力

猫は生まれついてのハンターです。

狩りに欠かせないのが、獲物の大きさや数、距離感を測る「空間認識能力」です。

たとえ視界から獲物が消えてしまっても、物陰に隠れていることを知覚することが可能です。

また「空間認識能力」は危険を察知する能力にも関わってきます。

俊敏な猫の姿を見ていると納得できますね。

「家の猫はどんくさい……」ですか? 能力は育ってきた環境によって大きく作用されますから、狩りの必要がなく平和に暮らしているうちに衰えたんでしょうね。

家の猫もこの前飛び乗りを失敗し……あ、猫がこっちをにらんでる……((((;゚Д゚))))

猫と人間の脳は似ている!

クールに見える猫様も、色々と思うところがあるようです。

脳の構造の9割が人間と同じ!?

猫の脳そしてDNAは9割が人間と類似しており、なんとチンパンジーの次に人間に近いというデータも。

1割りで随分変わりますね……。

余談ですが人間とバナナの類似度は6割だそうです・・・

人間のように猫は知覚、思考、推理、記憶を司る大脳皮質が発達しているということは、豊かな感情が生まれ、それをどうやって伝えようか考え、過去に飼い主がどう反応したかを思い出すことが出来るわけです。

声色を変えてお菓子をねだったり、当て付けるように粗相をしたりといった行動は、計算ずくだったんですね。

記憶力は人間を上回っている!?

猫の短期記憶(数十秒から数十分という短時間保持される記憶)は人間の実に20倍以上というデータが出ています。

この短期記憶の中から、反復されたり、強い印象を与えられたりして、脳が重要な記憶と判断すると、長期記憶と移行します。

猫は三年の恩を三日で忘れるなんていいますが、記憶力が優れた猫にとってそんなことはまずありえません。

以前私は、半年ぶりに会った実家の犬に唸られました。

すぐに思い出してくれましたが、視力が弱っていた彼は、私の臭いが変わっていたせいで混乱したのでしょう。

猫は視覚よりも嗅覚、聴覚に優れた生き物です。

忘れているように見えても、臭いのせいで飼い主と認識できずにいるだけかも知れません。

知性を感じさせる猫達

猫は情報処理能力も優れています。

飼い主の行動を観察し、記憶し、AをすればBになる、と因果関係を理解します。

だからドアノブに前足をかけて扉を開け、人間用のトイレで用を足し、最後に水を流すという芸当を覚えた猫さんが生まれるんですね(飼い主見せてたのかい……?)。

ギネスに認定された芸達者

2017年、オーストラリアに住むロバートさんの愛猫ディジャちゃんが「1分間で最も芸をこなす猫」としてギネスに登録されました。

その内容はお座りや待てから始まり、最後はスケートボードに飛び乗って進み障害物をジャンプ!

「芸の数は実に20種!」その後自己最高記録を更新し、24種にレベルアップしています!

YouTubeでも動画が公開されています。


教えたロバートさんも凄いです!

バス移動する猫

2009年にイギリスのロンドンでバス移動する白猫が話題になりました。

彼(彼女?)は、住宅街で止まったバスに一匹で乗り込むと、隣町で降りていくのです。

隣町には飲食店が多く、そこで餌をもらっているのだろうと予想されますが、ともあれこの白猫は人気者になり、マキャヴィティという名前で呼ばれるようになりました。

マキャヴィティはイギリス人のアンドリュー・ロイド=ウェバーが楽曲を手掛けたミュージカル「キャッツ」に登場する悪役猫です。……無賃乗車だから?

駅で飼い主を待つ忠猫

オーストラリアのグレアム君は、毎朝仕事に行く飼い主と駅へ向かいます。

そして電車に乗る飼い主を見送ると、今度は駅構内をパトロール。

時には電車に乗り込み2駅先まで遠出することも。

安全対策もばっちりで、転落防止の黄色い線を超えません。

そして飼い主の帰宅時間になると、ちゃんとホームでお出迎えするグレアム君。

まさに忠猫です!

猫が賢い動物なのは、猫飼いなら皆さんご存知だろうと思います。

ただ、動物によってそれぞれ得手不得手があるのにランク付けしようというのは無理があるんでしょうね。

それでも人間の好奇心は尽きません。猫の知的レベルを知るべくこれからも実験は続くでしょう。

けれども、猫にとっては出来ないことがあってもそれは「本気出してないだけ」だし「必要ないことだからどうでもいい」んでしょうね。

どこまでも我々を翻弄する猫様……もしかして知能犯?